イントロダクション

山崎育三郎×明日海りお×古川雄大が豪華共演︕
落語界の愛と業を描く、
渾身のオリジナルミュージカル︕

『エリザベート』『モーツァルト!』『王様と私』など数々の名作ミュージカルに出演し、映像作品での活躍も続く山崎育三郎、明日海りお、古川雄大。日本ミュージカル界を牽引するスター3人が、新作オリジナルミュージカルで待望の初共演を果たします。演出は『エリザベート』など数多の大作を手掛け、山崎・明日海・古川とも縁の深い小池修一郎(宝塚歌劇団)。また、黒羽麻璃央、中村梅雀の出演も決定し、この強力布陣で、日本発の和物オリジナルミュージカルを力強く立ち上げます。

原作は、戦前から平成に至る落語界を舞台に、人々の多彩な生き様を描いた大ヒット漫画。
2016・17年にアニメ化、2018年にドラマ化され、いずれも大きな話題となりました。

芸に打ち込む者たちの業、絡み合う愛憎や因縁といった、
骨太な人間ドラマが展開する「昭和元禄落語心中」。
歌唱力はもちろん、演技力においても高い評価を得る山崎・明日海・古川の化学変化が、かの名作にどのような光を当てるのか、期待は高まるばかりです。
2025年春きっての話題作に、どうぞご期待ください。

昭和元禄落語心中 原作者
雲田はるこ先生からのコメント

ドラマ版「昭和元禄落語心中」で山崎育三郎さんに助六役を演じていただいてから、ご縁が紡がれ、こうしてミュージカル版の落語心中が上演されることとなりました。
私は『ポーの一族』のミュージカル版も拝見し、夢中になりましたので、小池修一郎さんの演出と明日海りおさんのご出演にも、とてもワクワクしています。
さらに、山崎さん、明日海さんともご縁の深い、古川雄大さんとの共演も楽しみでなりません。
きっと今まで見たことがない「落語心中」の世界に連れて行ってくださることでしょう。
新しい空間で、彼らにまた会えることを楽しみにしています。
また、これを見てみんなが寄席を恋しくなって、落語を見に行くきっかけにもなると嬉しいです。

雲田はるこ プロフィール

栃木県出身。2008年短編「窓辺の君」で雑誌デビュー。
2009年にBL作品の初単行本「窓辺の君」(東京漫画社)を出版。
2010年より初の長編作品であり、落語を題材とした「昭和元禄落語心中」を雑誌「ITAN」(講談社)にて連載開始。
2013年、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞。
2014年、第38回講談社漫画賞一般部門を受賞。
2017年、第21回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。
また「昭和元禄落語心中」は2016年にTVアニメ化、2018年にはNHKにてTVドラマ化。
三浦しをんのベストセラー小説「舟を編む」の挿絵など、イラスト活動も。
「いとしの猫っ毛」「新宿ラッキーホール」などBL作品も多数。
2018年より、栃木市ふるさと大使を務める。

脚本・演出 小池修一郎(宝塚歌劇団)
コメント

4年前のある日、稽古場で山崎育三郎君から、提案された。
「明日海さんと雄大と3人のミュージカル、やりましょうよ!」
「え〜!?そりゃ実現したら凄いけど…」
「僕から事務所に話してみます」
以後、忙しい3人のスケジュール調整がやっと適い、実現の運びとなった。
育君からは『落語心中』をやりたいと聞いていたし、単行本出版時に読んでいて、ドラマも観ていたので面白いと思いつつも、実際大劇場でのミュージカルとなるとどうか大いに迷った。
思い余って原作者の雲田はるこ先生に直接伺ってみたところ「舞台のミュージカルになるなら拡大も圧縮もご自由に」とのお言葉を頂いた。
助六、八雲、みよ吉3人の愛と葛藤のドラマを、落語を絡めて描いて行きたいと思う。

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